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マリーアントワネット展

兵庫県立美術館で開催中のマリーアントワネット展に、お友達のYさんとご一緒にお出かけしてまいりましたよ。

にょろにょろと会場の扉をくぐるとそこは灼熱地獄…ああ、会場に冷房が入っていない…ひるがえる観客たちのうちわとせんすがまるでてふてふのようでございます。さっそく両手を揉み絞るささめとYさんでした。

それでも部屋の奥に進むにつれて少しずつ気温が下がってきたような気がするようなしないような玉虫色の体感温度の中、ロココの時代の繊細かつ浪漫あふれる、いささか装飾過多な傾向も若干ある品々を堪能いたしました。

手のひらにのっかるようなサイズの小箱は、濃いあずき色に金の装飾、蓋に埋め込まれた七宝には男女の若い恋人たちの姿がえがかれています。現代ならさしずめ有象無象のサプリメントを入れそうな小箱は、いったい何に使われたのかしらと説明書きを読んでみますと、「つけぼくろ入れ」なんだそうでございます。

当時は男性も女性も、肌の白さを強調するために、口元や目元などにつけぼくろをぶちっとくっつけるのが流行していたそうで、ゴムと混ぜ合わせて練り練りした黒い物体をいつでもどこでも装着なさったとか。むむむ、面倒くさオサレです。

持ち歩けるサイズの香水小瓶入れというのもございました。小さな瓶が4本まで入る立方体で、アントワネットは専属の香師に調合させていたのだそうです。まあ、あんな服をわさわさ着こんで夏場なんか特に汗だらだらでしょうから、8×4とか汗さっぱりシートとかシャツクールとかなかった当時は香水が必須だったのもうなづけます。

名刺入れに使えそうな、薄焼クッキーみたいな陶器の入れ物は、メモ帳入れなのだそうです。服の隙間にすっと差しこんで、雑談中に舞踏会のお誘いなんかを受けるとさささっとメモしておいたのだそうです。

そして出ました、ロココ衣装さんたち。ここは写真撮影OKでしたので嬉しがっていっぱい撮ってみました。
フランス式の左右に広がるタイプのドレス。
ドレス1

舞踏会用のドレス。小花模様がかわゆいです。
ドレス2

アントワネットがプチ・トリアノンでくつろぐ時のために作らせた、シンプルな衣装。
ドレス3

このドレスはイギリス式なのだそうで、当時敵国だったイギリスの布やデザインを取り入れたことで、アントワネットはフランス貴族から反感をかったそうです。
ドレス5

ヴェルサイユの庭に作らせた、農民テーマパークで着た衣装。「羊飼いのドレス」というお名前です。
いやしかし羊飼いはこんな豪勢な服着ないと思いますが…このころになると、左右に広がるドレスは下火になり、お尻が突き出すぷりっとした形が流行だったようです。
ドレス4

ロココ時代といえば、異様にそそりたつ髪型でも有名です。アントワネットも頭頂部に帆船の飾りをのっけたかつらなどを使用したそうで、会場にはその小型版の玩具がありました。やりたがりなのもので、さっそくかぶってYさんにお願いして写真を撮ってもらいました。

かつら
うーん…玩具なので重くはなかったのですが、ちょっと首をかしげると帆船がざー、ざーと大きく揺れ動き、バランスをとろうとする頸部が結構疲れました。これをかぶってヘビメタのライブとかに行き、ノリノリで頭を打ち振ったりするのはいささか難しそうでした。
ロココ図鑑などを見ると、髪に生花を飾ろうとして、枯れないようにガラス花瓶に水を入れたものを髪の中に埋め込んでおき、そこに花を生けて、舞踏会の一夜をその頭のまま過ごしたなんてこともあったそうでございます。
当時の貴婦人は重量挙げ選手並みの気合いで、ぷるぷるしながら頭を毅然ともたげていたのだろうと思われました。

アントワネットさんの数奇な運命に思いを馳せつつ、外の炎天下の猛暑の中、半溶解しながら阪神電車で帰還しました。Yさん、ご一緒してくださってありがとうございました。


<おまけ1>
アントワネットが断頭台で首を切断されたのは37歳。
以前、ギロチンについて少しばかり調べたことがございました。
ギロチンを考えついたかのギヨタンさん、彼のお仕事は内科医さん。
「首切り役人がへたっぴすぎなんや。あれは痛いで。そうや、斧で首を切るより人道的な処刑機械を作ってちょん切ればええやん」と提案しました。当初こそ馬鹿にされていたこの提案は、その後少ししてから議会で可決され、試作品などが作られるようになりました。
当時、ギロチン製造を独占していたのは、楽器のチェンバロをつくっていた会社なんですって。
切った首が転がり落ちてナイスインするように受け籠をつけたギロチンや、刃の形をより切断しやすい形に改良したギロチン(最終的には斜めの形で安定したそうです)、馬車にのっけて各地をうろうろできる移動式ギロチンなど、いろんなバージョンのギロチンを作って大儲け。現在でもこの会社はピアノやバイオリンなどを作る会社として続いていて、営業してるんだそうです。


<おまけ2>
ロココ浪漫に浸ったあとはやっぱりインドでしょう、ということでカレーを食べました。ただ単にカレーが食べたかっただけです。
ナンが異様にでっかい…Lサイズのパンツぐらいの面積がありました。美味しかったです。
カレー1
カレー2
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2013-07-15(Mon)
 

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ステキなドレスがいっぱいですねー!
一枚だけ試着してもいいよと言われたら4枚目かな?
それともお尻がプリッと飛び出す5枚目のお写真のドレスかな?と
勝手に想像してました^^;

しかし、ささめさん!お胸の谷間や華奢な鎖骨がまぶしいほどステキです☆
かぶりものはそのまま歩いて帰っても不自然さは感じないのでは?と思うほど
ドレッシーなお洋服ですし、私もこんなおしゃれな服を着てお出かけしてみたいなと
思ってしまいました。

ギロチンのお話し、楽器を作る会社が作っていたというのは興味深いです。
そして、カレーとナン!いいですねー。
もちもちした食感大好きで、何枚でもおかわりしたくなります。
LLサイズでもどんとこい!って感じ(笑)
2013-07-16 07:46 | 白雪 | URL  [ 編集 ]

 

>>白雪さん

四枚目というとイギリス風のブルーのドレスですね?おおう、白雪さんの色白なお肌にさぞや映えそうで萌え萌えいたします♪
ぷりケツの魅力は絶大ですよね、たしかにお尻がぷりっと出てるとウエストラインがより細く見えて、これはスタイルよく見せるお洋服マジックだなぁと思いました。
ささめの「偽っこ胸谷間」はと申しますと、昨今の「寄せて上げるブラ」めの仕業でございます。このブラをはずすと、寄せて上がった肉が、もといた故郷(脇腹)へ戻るので、全体的になだらかな大平原になります。
うんうん、このカツラで職場に行ってみたい欲望がうずきました。みなさまの「ぽっかーん」なお顔をガン見したいものです。
ワンピは、先日のバーゲンで半額で購入したものですが、白雪さんにオサレといっていただけて、すっかり嬉しくなってヘビロテが決定いたしました。
ナン、美味しいですよね~!阪急梅田の32番街にあるインドカレー屋さんなのですが、本格インドカレーがお手頃価格でおいしくいただけるのでお気に入りなのでございます。
もっちもちナンには、「チーズナン」というのもありまして、御一緒してくださったYさんが注文なさっておられましたが、中にとろけるチーズが挟んであってたいそう美味でした。LL同盟、万歳!
2013-07-17 19:53 | ささめ | URL  [ 編集 ]

ドレス素敵~(≧▽≦)♪ 

帆船の帽子をかぶったささめさんの色の白さにも驚きつつ、ドレスの素敵っぷりにうっとり(笑)
イギリスのがスキです(キイテナイって)

あの時代ほど、女性がオシャレを堪能したことはないんじゃないかしら?って思います(≧▽≦)♪

2013-07-24 18:30 | あや吉 | URL  [ 編集 ]

 

>>あや吉さん

おおう、お返事が大変遅くなってしまいました…!大変申し訳ございませんm(__)m
うんうん、ドレス綺麗ですよね~、乙女心直撃といった感じでございます。この時代の女性は本当にオシャレを堪能なさったに違いありませんね。髪型ひとつとってもものすごい気合いが入っていますし…わくわくいたしますね。
イギリスドレスの人気が高くて、ややや、とうなづいております。あのすっきりしたデザインは、上品かつ可愛らしく、フランス風とはまた違う良さがありますねv
ささめは色が白いというより、むしろ黄色いんですよ。イエローモンキーなんです。
2013-07-28 18:00 | ささめ | URL  [ 編集 ]

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