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本やらDVDやら

最近は読書というほど本を読んでいなくって、アカンタレなささめです。
一冊まとめて感想を書くほど深くも読んでいないので、つるりぬるりと表面だけなぞって、最近買った本やらDVDやらをご紹介してネタがないのをごまかしてみますね。

1.ラピスラズリ(ちくま文庫/山尾悠子さん著)

本と本とは、血縁関係ってあるものだと思うのです。
作者は互いに違えども、文字の間から沁み出る浸透液のPHが同じというか、同じ棚の一角に並べると互いにとても居心地良くおさまってくれそうな御本さんたち。

ラピスラズリの血縁関係本といえば、なにかあるかな…と乏しいささめ蔵書の中から探してみますと、
一番近いのは小川洋子さんの『薬指の標本』かなぁという気がいたします。
湿度が高く、気温は低め、お空はどこか陰りを帯びている。

ラピスラズリは実はまだ全部読んでいなくって、最終章だけ後生大事にとってあります。
前半から中盤まで西洋風な貴族の館が舞台であったのに、最終章だけはがらりと和風なのも、ちょっと意表を突かれます。どう共通点があるの?と、うまいこと引き込まれてしまう感じ。

冬眠者、という種族があるとしたら…?

物語の導入はそんな言葉から始まります。
冒頭に出てくるのは、なにかを象徴するかのような数枚の古びた、小さな銅版画。
「冬寝室」というタイトルのその絵は、風変わりな六角形の寝室の中、天蓋つきの古風で豪奢な寝台が、部屋いっぱいに置かれています。
六面の硝子窓の向こうは凍てつく冬、白と黒と氷の世界。凍りつく窓枠とその向こうで飄々と、ただ雪が吹雪いています。

また、別の銅版画もあります。
「使用人たちの反乱」というタイトルの絵には、落ち葉の降り積もる秋の森と、堆積した葉の下に次々と投げ捨てられる、豪華な衣装や寝間着を着た、寝ているのか死んでいるのかさだかでない人々…捨てているのは質素な服装からして使用人かと思われる。

そこから先に続くお話は、先の見通せぬ、迷路のような幻想世界へと入り込んでいきます。

不可思議な世界観に加え、登場人物はまたどえらく多数なのでした…さらに、いったい誰が主役で誰が脇役なのか、それさえも判然としません。
多人数はおとなしくおさまってはくれず、やたらと動き回ります。互いの導線が複雑にからまってごっちゃごちゃ、筋をよく理解するためには、読者は少し離れたところまで退いて、俯瞰して眺める必要があります。

ページをめくればそこに異なる秩序の異なる世界が、黙然と存在している。
うっかり手に入れてしまった異世界への危険な扉そのもののような印象を受ける、密度の濃い御本です。


2.おじさん図鑑(小学館/なかむらるみさん著)

早朝のニュースの情報コーナーでちらりと見かけて気になり、ついついアマゾンでポッチしたひと品。
世の中に図鑑は多々あれど、世に生息するおじさん達を集めて図解した本は珍しい…
普通のスーツのおじさんから、正体不明のおじさん、ハイウエストのおじさん、仙人なおじさん、ちょいわるおじさんなど、服装から行動形態、生息場所(!)まで緻密に解説してあります。

合間合間におじさん川柳や、おじさんにちなんだエッセイ、個別のおじさんファイルなどもりだくさん。
「いるいる!」と思わず手を打ってしまうおじさんにいっぱい出会えます。
とっても楽しく、愛のあふれる御本です。


3.ハッブル望遠鏡が見た宇宙(DVD)

そうだ、遠くを見てみよう…
どうしたささめ、疲れているのか。ウィ、ムッシュ。ワラワハ、ショウショウツカレテオル。
と、少々塩をかけたキャベツ状態の時に、これまたアマゾンでポッチしたひと品がハッブル望遠鏡の美しい宇宙の映像DVD。

空気の膜がない場所で撮られた、とんでもなく鮮やかな赤や黄、緑、青など百彩に光り輝く星雲や銀河の姿が、これでもかというぐらいくっきりと、まるで現代アート画のように広がる映像集です。

これは美しかった。非常に美しかった。
あまりに癒されすぎたせいか、途中後半から爆睡するほどにアルファー波が出ていました。
単調で起伏のない展開、暗い宇宙に明るい星、という映像の連続は、はっきり言って寝ます。
気付けばヨダレたらしてぐーぐーでしたが、寝起きはすっきりさわやか。これが宇宙効果でしょうか?

お疲れ気味の方に大いにお勧めなDVD、是非、爆睡しながらご一緒に宇宙のロマンに浸ってみませんか。


そんなこんなで、非常にまとまりのない本日の日記でした。
(ハッブル効果がまだ続いているのか、書いている今も非常に、ね、ねむいです…)
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2012-03-18(Sun)
 

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僕も先ほどアマゾンでポッチリーノして…
あ、すみません、イタリア生活が長かった
もので…。ポッチしてきました。
近頃はCD、映像メディアの類はアマゾン氏に
お世話になりっ放しです。
以前は店で直に買わなければ気が済まなかった
のですが、今ではすっかりアマゾニストでございますよ。

僕も宇宙の景色(?)を観るのが大好きです。
あのハッブルの野郎が映し出す映像は本当に
素晴らしいです。
あの何色とも形容しがたい色彩は美しすぎます。
我ながら良い出来…、
あ!いやいや!何でもないです!!
ホント綺麗ですよねぇ…。
2012-03-19 21:04 | 蛇井 | URL  [ 編集 ]

 

>>蛇井さん

セニョール・ヘビイ、ポルチーニってキノコだし、きっとポッチリーノもキノコの一種だろうと思ってしまったへなちょこささめを、どうぞジャパンバッシングしてやってください。

さらにアマゾニストとは、アマゾン川全域を広大な楽器とみたて、ワニやアナコンダとともに危険なメロディを奏でるアーティストのことでしょうか。
世界は広いなと改めて思いました。

ハッブルを野郎とお呼び捨てに…実は「肩を組んでカレーを食べに行く仲」ぐらいの間柄でいらっしゃるのでは。
そしてあの宇宙映像はセニョールのアーティスティック作品?!やられました。
ホントに綺麗でした。
2012-03-20 20:47 | ささめ | URL  [ 編集 ]

こんばんは 

おじさん図鑑!
読んでみたいような、怖いような^^;

ハッブル、まずその姿がSFチックでカッコイイです(笑)
写真の方は、可視光線でないものも人工的に着色して見せている点を差し引いても、
とても神秘的でかつ芸術的ですよね。
2012-03-21 17:59 | pispofp | URL  [ 編集 ]

 

>>pispofpさん

おじさん図鑑ぜひぜひお試しくださいませ。エッセイなども入っていますので、読み物としても単純に楽しいひと品でございます。

ハッブルさん、ちょっとスターウォーズのR2D2に翼をつけたようなお姿ですものね、痺れます。
あああ。そうなのですね、あのカラフルな光景は着色してあるのですか!あらまあ、おバカささめったら存じませんでした、なるほどなるほど。
でも本当に美しいですよねぇ。うっとり。(そして寝ます)
2012-03-22 19:22 | ささめ | URL  [ 編集 ]

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